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部会活動とは
 

学校薬剤師の活動

新任学校薬剤師研修会

新任の学校薬剤師の方や経験が浅い方を中心に、毎年、夏の検査(第1回目)前に学校環境衛生検査等の学校薬剤師活動について研修会を行っています。
初めて学校薬剤師になった方、これから学校薬剤師を始めてみようと思われている方はおそらく「どのような検査をしたらいいのか?」「検査方法すらわからない…」と不安を抱え、学校薬剤師業務に抵抗を感じているかと思います。そのような不安を払拭すべく各学期に行う検査について実施時期の説明や検査方法の実技研修を行い、事前に知識と技術の習得を手助けしています。
また「高知県学校環境衛生検査の手順書」を作成し学校薬剤師部会のホームページ上で自由にダウンロードできるようにして、新任学校薬剤師を積極的にフォローアップしています。

総会・研修会

毎年6~7月頃に高知県薬剤師会 会議室にて総会が行われます。総会では学校薬剤師部会の役員改選(2年に1回)、前年度の事業報告、今年度の事業計画と予算等について説明を行います。
また、総会終了後、学校薬剤師の業務に関する研修会も引き続き行われ、日々の学校薬剤師活動をフォローアップします。
研修会の内容は、その年ごとに高知県の学校薬剤師に関わる現状を考慮しつつ、企画します。

四国ブロック会議

毎年6~7月頃、日本薬剤師会 学校薬剤師部会主催の四国ブロック会議が行われます。この会議の担当は愛媛県、香川県、徳島県、高知県の順番で毎年交代し、この担当県で開催されます。この会議では各県の学校薬剤師部会の役員と日本薬剤師会の役員が一堂に会し、事業報告と今後の計画、各県が抱えている問題について協議し、情報交換・情報共有を行う貴重な機会です。

 高知県学校 医・歯・薬・保健 研究大会

毎年8月の第一日曜日に、学校医、学校歯科医、学校薬剤師等、学校関係者が一堂に会し、課題解決の為、研究協議を行い、学校保健・安全のさらなる発展を目的とする研究大会が行われます。
児童・生徒の問題は、時代と共に変遷しており、感染症の拡がりにより、学校及び家庭での生活環境が激変しています。生活習慣の乱れ、メディア機器の家庭内への浸透が著しく、実体験やコミュニケーション不足、不登校・いじめといったメンタルヘルスに関する事、児童虐待、ヤングケアラーなどの問題があります。さらに学習指導要領にがん教育が取り上げられ、健康問題が多様化し、学校・家庭・地域社会が連携して社会全体で子どもの健康づくりに取り組む必要があります。

この研究大会は担当を医師会、歯科医師会、薬剤師会の順番で毎年交代しながら開催され、長年の功績をたたえる学校保健表彰、各会からの発表(実践発表を含む)、特別講演という構成で3時間行われます。また、学校薬剤師だけでなく、一般の方も参加可能となっています。