県民の皆様へ
糖尿病と腎症
糖尿病が重症化すると、腎臓に負担がかかり腎症などの合併症を引き起こします。腎症は患者の生活の質を著しく低下させるだけでなく、医療費にも大きな負担となることが問題となっています。
高知県には、平成29年末現在で約2,400人の人工透析患者がおり、平成27年からの3年間で新たに透析が必要となった患者年平均300人のうち、糖尿病性腎症の患者は約4割を占めています。このため、県民が地域で健康に暮らしていくために、県内の医療関係者や保険者等が協力して糖尿病の重症化を予防する取組を進めています。糖尿病患者においては食事療法・運動療法を基本とし、医師が治療上必要と判断した処方薬(糖尿病治療薬)を、継続して服用・使用を続けることが重要です。
