薬剤師の仕事とは

薬剤師の任務は薬剤師法のなかで

「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。」

と、規定されています。

病気の治療や予防、健康の維持などのために、薬は私たちの生活に欠かせないものになっています。病気やけがで、病院や診療所(クリニック)にかかって薬をもらったり、体調がすぐれないときに町の薬局・薬店で一般薬を購入したことがきっとあると思います。

こうした薬が製薬企業で作られ、医療機関や薬局・薬店を経由して消費者のみなさん方の手に届くまでのすべての過程で、薬学を基礎とした専門的な立場から関与しているのが薬剤師です。

また、薬剤師は、医療機関や薬局だけでなく、製薬企業やその他の化学薬品などを製造する企業などの工場や研究部門、医薬品などの卸、小売り販売業、国や都道府県・市町村などの行政機関で薬事、食品、環境関係の行政や研究部門など様々な分野で薬学・化学の専門的知識・技術を生かして活動しています。

また、大規模災害時には、被災自治体からの要請に基づいたり、各地域からボランティア薬剤師として参加し、救護所や避難所などで医療チームの一員として調剤したり、救援物資として届けられた医薬品や衛生用品などの仕分け・保管・被災された方への配布や薬等に関する相談に応じるなど、薬剤師の知識経験を生かした活動を行っています。

薬剤師法のなかで示されている三つの業務についてご説明します。

薬剤師行動規範

平成30年1月17日に日本薬剤師会が制定した薬剤師が守るべき行動規範です。

高知県薬剤師会青年部

【青年部について】

高知県薬剤師会青年部会では、高知の若手薬剤師が集まり、患者さんのため、また、薬剤師としてのレベルアップのため、高知の薬剤師を知ってもらうため等々たくさんの目的を持って日々活動をしています。平成25年に発足し早10年になろうかというところです。コロナ禍で活動の制限もあり難しい状況ですが、少しずつ顔が見える会を再開したいと思っております。

新着情報に活動予定を載せていきますので、皆様のご参加よろしくお願いします。

【募集条件】

高知県薬剤師会の会員であり、40才未満の方

【活動内容】

研修会の開催、学術大会への参加、委員会活動の補助、イベントへの参加企画・実施、BBQなどのレクリエーション、ボランティア活動、などフットワーク軽く活動しています。

【連絡先】

高知県薬剤師会
TEL:088-873-6429
FAX:088-822-8734

若い力で青年部を作り上げていきたいと思っております。一緒に高知県を盛り上げましょう。少しでも気になりましたら、気兼ねなくご連絡ください。

新着情報